振袖とは?意味や他の着物とのちがい、着用シーンを解説

振袖とは?意味や他の着物とのちがい、着用シーンを解説
振袖は、訪問着や留袖などと違って袖が長い「振り」のある着物の事で、若い女性の第一礼装として成人式、結婚式の花嫁衣裳、参列などで着用されます。
本来は、着用する人が結婚しているかどうか?で分かれるのではなく、若い女性用の着物であり、ある程度の年齢(一般的には30歳ぐらいまで)になると着用しなくなります。

振袖の種類

大振袖

大振袖とは(袖丈113cm前後)、紋が5つ入っていて全面に柄のある絵羽模様が正式とされていましたが、現在は紋が省略される事が多く、成人式や結婚式などで着用されます。
大振袖

中振袖

中振袖とは(袖丈100cm前後)、昔の成人式などで着用される事が一般的でしたが、女性の身長が昔と比べ伸びた事などから、今日では大振袖がほとんどです。
中振袖

小振袖

小振袖とは(袖丈85cm前後)、観劇やお茶会、パーティーなど、あまり堅苦しくなく気軽に礼装を楽しむ場合に着用していましたが現代では、卒業式に着用する袴に合わせて小振袖(二尺袖)をレンタルでお召しになられています。
小振袖

大振袖の袖の長さは、身長によって長さが変わります。
身長が159cm以上の方は、袖丈113cm前後で同じですが、159cm以下の場合は、身長に合わせて背が低くなる(例えば150cmの場合は、袖丈100cm前後)につれて、短く合わせます。

振袖の起源・由緒

振袖の原型は飛鳥時代には既に誕生しており、更に遡ると縄文時代の貫頭衣(かんとうい)にまでたどり着きます。
現在の振袖に近い形に変化したのは江戸時代だと言われています。
振袖はもともと、若い女性や元服(成人)前の男の子が着用していて、大人になると袖を短くし、振りを縫うのが慣わしでした。
明治以降に、振袖は未婚女性の第一礼装として定着しました。

振袖の色や柄にはひとつひとつの意味がある

色々な色がある振袖ですが、使われている色や柄には、それぞれに由来する意味があります。
例えば、代表的な柄の「貝桶」は、貝合わせという遊具の一つで、対になる貝を違えない事から夫婦和合の意味があります。
振袖に描かれている貝桶の柄
また、「御所車」は、平安時代の貴族の乗り物で、富と華やかさの象徴とされています。
振袖に描かれている御所車の柄

色々な柄が持っている意味をたくさん下記ページにて掲載しております。

振袖に描かれた古典柄に込められた意味【その1(あ行)】

振袖に描かれた古典柄に込められた意味【その2(か行)】

振袖に描かれた古典柄に込められた意味【その3(さ行)】

振袖に描かれた古典柄に込められた意味【その4(たな行)】

振袖に描かれた古典柄に込められた意味【その5(はまや行)】

振袖の着用シーン

第一礼装である振袖は、主に成人式や結婚式に着用されますが、お正月や雛祭り、お稽古事などで着用する方もおられます。
また手元に振袖をお持ちの場合は、その振袖に袴を合わせて卒業式で着用することもできます。

振袖と他の着物との違い

振袖は、袖が長くて柄のある絵羽模様の着物
振袖
以下、一般の着物の袖丈は、49~56cmぐらいで、

訪問着は、上前(左肩あたり)の袖付けにある柄が繋がっている着物
訪問着
附下は、上前(左肩あたり)の袖付けにある柄が繋がっていない着物
附下
小紋は、全体的に小さな柄が入った着物
小紋
留袖は、黒と色のものがあり、下半身にのみ柄がある着物
黒留袖
色留袖
色無地は、生地にある地模様の有無にかかわらず、柄の入っていない着物
※背中心に一つ紋を入れると格が上がります。

まとめ

はじめての振袖を選ぶ時に、振袖にまつわる色々な事を知ることで、選ぶ時の楽しみもグッと感じれると思います。
ご自身が一番気に入った振袖を是非見つけてください。応援しております。

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