振袖無料カタログ資料請求 お問い合わせ ご来店のご予約

振袖購入

十日町 吉澤織物 ご紹介

『美しいキモノ』でも度々紹介されている高品質な着物づくりを追求する吉澤織物。
ほかの着物メーカーからも注目されている古典柄の意匠やモノづくりに今回迫ってみました。

文・山本博美 みやたけ工房 代表取締役

吉澤織物
こちらが吉澤織物さんの本社入口となり、十日町のメインストリート沿いにございます。
昨晩、大阪から電車でおよそ6時間、朝一9時頃の写真のためやや疲れた表情をしておりますが…(笑)。

「着物でもっと喜びを」

日本一の大河である信濃川が流れ、盆地とともに雄大な河岸段丘がある十日町。
かつては京都・西陣と並ぶ織物の一大産地だったが近年は規模が縮小されている。

吉澤織物

その十日町のきもの関連会社の中で最も歴史の古い家柄である「吉澤家」は100年以上つづく着物メーカーである。
江戸時代宝暦年間に越後の縮市で活躍していた「吉澤伴治郎」を初代とし、二代目「与市」、三代目「与市」が安政年間に前掛地を製作した時を吉澤織物の創始の年としています。
さらに四代目「虎吉」、五代目「貞治」、六代目「武治」、そして現吉澤織物株式会社代表取締役会長の七代目「慎一」、現吉澤織物株式会社代表取締役社長の八代目「武彦」と続きます。
江戸時代から続く歴史と伝統のもと妥協しないものづくりを続けている名門「吉澤織物」。
現在では染と織りの着物総合メーカーとして確固たる地位を築いております。

「働く環境の整備」
吉澤織物
それでは早速、工場へ案内して頂きました。
まずはじめに、一番驚いたことが「働く環境の整備」に力を入れておられることでした。
今の時代、若手の人材確保が難しい中、環境の整備をすることで、仕事への取り組む姿勢が変わり、20代の方々があちこちにおられたことです。

「他メーカーからも注目される古典柄」
吉澤織物
吉澤織物吉澤織物
吉澤織物の頭脳部。
すべての図案を何枚も何枚も描きながら、思考錯誤を繰り返し、選ばれし柄のみ実寸大で再度、描き色を挿して出来上がりのイメージを作ります。
吉澤織物吉澤織物
着物に使われる染料をすべて調合し、サンプルの色を作ります。
振袖ほどになると、一着でおよそ20色ぐらい使用ものもあります。
また、こちらの機械では何年も前に染められた生地を読み取り、全く同じ染料を作り出すこともできるそうです。

「型染め技術の継承」
吉澤織物吉澤織物
型糸目といい、となり同士の色が混ざらないように、防染しています。
吉澤織物
およそ7メートルほどの板がずらり、わかりにくいですが奥にも2列並んでおり、相当の数を染めていくことが可能です。
吉澤織物
キレイな板場の環境の中、ベテランから若いスタッフまで型染めを行っています。
振袖ともなると使用される型紙は250~300枚ぐらいあり、一枚一枚ていねいに作業をすすめ、ぼかしなどの加工も行います。
吉澤織物吉澤織物
型染めが終われば、柄の部分に糊を伏せ、引き染めの工程に入ります。
吉澤織物吉澤織物
引き染は、途中で終わることができないので、今日染める分だけ先に準備をし、染めていきます。
淡い色は、難がでやすく高い技術力が必要となり気が抜けない瞬間です。
昨今、インクジェットなどの振袖が流通するのは、引き染めのできる職人が減少していることも影響しているそうです。
吉澤織物吉澤織物
友禅流しといわれ、糊をヘラで擦りながら落としていきます。
今では、地下水をくみ上げているので、作業場の中は温泉のような香りが少ししますね。
吉澤織物
表現力のある柄にするため、濃淡をつけ描いていきます。
吉澤織物
金彩加工も箔を使いわけながら、仕上げていきます。
吉澤織物
京都のモノづくり(分業)とは違い、自社にて手仕事による工場一貫生産を確立し、素晴らしい着物を作り続けておられます。

古典柄 振袖を見る

Return Top