最近ネットで、『 振袖 古典柄 』を画像検索しても
あまり古典柄が出てきませんねー。
ほとんどが、「新古典」といわれる現代調と古典柄のミックスばかり・・・
新古典が悪いと言っている訳ではなく、『ちゃんとした古典柄』を
探されている方は新古典柄を古典柄と勘違いしてしまいそうです。
実際、大手のチェーン店さんでは「新古典柄」を「古典柄」と
お客様に説明し、逆にインクジェットのプリント振袖という説明は
ありません。
レンタルにしろ、購入にしろ、お安い物ではありませんし
一生お嬢様の思い出となる衣装なので、失敗しない為にも
お店選びの前に振袖について少し調べる事をおススメします。
とはいえ、「新古典柄」と「古典柄」を区別する明確な基準は
ありませんが、ちゃんとした古典柄振袖をお探しの方は画像を
参考にしてもらえたらと思います。
【 古典柄 】
時代に左右される事なく、昔から親しまれてきた日本の伝統的な柄で、
その文様には一つ一つの由来や意味が込められており、格調高く優雅で
正統派な振袖です。
地色は古典的な色合いが一般的で、奇抜な色味は使用することがございません。
古典柄の中でも京友禅や加賀友禅、辻が花、総絞り、総刺繍など色々な種類の振袖がございます。
【 新古典柄 】
現代柄の可愛さに御所車や毬などの古典文様を足した雰囲気の振袖になります。
古典柄と違い、華やかで可愛らしいタイプのものが多く、地色に対して裾の色が違う
グラデーションが特徴です。
違いがわかりましたでしょうか?
はじめはどれも同じに見えてしまうかもしれませんが、何度も
見ているうちに違いがわかってくると思います。
ついさきほど、ちゃんとした古典柄の手描き京友禅の名匠
「久保耕」さんが、1月2日からの『新春振袖祭』用の振袖を
たくさん持ってきてくれました。
その他、ちゃんとした古典柄を品数豊富に取り揃えて
おりますので、ご期待くださいまして1月2日より皆様の
お越しを心よりお待ち申し上げます。